にやにや日記

ゆっくりペースで更新します

●寒くない

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昨日の東京の気温は19℃だったそうだ。仕事中に外の作業がなかったので、そこまでの暖かさを体感できずに終わった。体感できなかったのだが、現在深夜なのに毎日休みなく使っているエアコンなしでも大丈夫である。そういうことか。

ところで最近では、テレビの報道特集や歌番組などの昭和と平成の振り返りみたいな内容に飽きてきた。こういう内容はどちらかと言えば好きだけど、何かの節目や時候に合わせて観たいと言うか、事実、新元号に切り替わるまであと少しという節目ではあるが、週に2回とか連続で観るものではないと思っている。

知り合いの人は6年生の子供から「昭和と平成と次を生きるんだね」と言われたらしい。ちょっとうまいこと言った!みたいな物言いにモヤモヤしないでもないが、何の意識もしていなかったのに確かに私もそうだった。

生きてきて印象に残ったりしたことは、私の場合は昭和に集中しているけど、そもそも前の時代じゃないか。

昭和ホイホイ、おっさんホイホイとは実にうまい言い方だと思う。

★今日の1曲:99 Luftballons/Nena

●演技力

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実に4年半も日記を放置しており、うるう年日記みたいになってしまった。

そんなに長い時間が経過した実感がないので不思議な気分である。

ところで最近、20年くらい気になっていたのに観ていないスプラッタ系の映画を観た。あえて観ないというのもおかしい話だが、観たい映画に挙げるには一般的な印象が非常に悪い内容で、レンタル屋で見た血まみれの毒々しいパッケージや、実際にこの映画を観た人の感想だけでもうお腹いっぱいです、と思っていたのである。

一方、その作品に超有名なミュージシャンが主役で出演しているのは知っていて、爽やかキャラの人がスプラッタというのがどうなのか気になっていた。

感想は観て良かった!!と大声で言うものではなく、ストーリーはあるんだけど大して意味を成さないやりたい放題の作品だったように思う。ホラーやスプラッタに耐性のある自分にはそのへんは想定内で、観終わった気分も別に良くなかったし、作品自体についての総合点をつけるとしたら100点中30点くらい。

ただ、主演の演技は実に素晴らしく30点はこの演技につきる。彼の本業の音楽が私の嫌いなジャンルだっただけに、かなりこの人を見直す結果になったのだった。

作中のキレた演技が実にナチュラルなのである。聞こえない程度のぼそぼそ声で短い台詞を話す程度なんだけど、表情とか喜怒哀楽とかが極度に乏しい特性を凄く上手に演技していて、実在している人間みたいだった。

映画やドラマの異常犯罪者役の演技ってオーバーな場合が多くてしらけることが多いのだが、静かなトーンでめちゃくちゃな殺戮を繰り返す方が嫌だな。猫背でちょっと首をかしげるような立ち姿と焦点の合っていない目線が自然で、こんな人間がいたら嫌だな、いるんだろうな実際と心底思える仕上がりなのだった。

でも憑依型じゃなくて、真剣に演技した上でのテクニックなんだというのが分かる。なぜなら、本業はイケメンで元気に明るくオリンピックのテーマ曲なんかを歌っているもんね。

以前NHKで放送した国松長官狙撃事件のドキュメンタリードラマを観たが、犯人役のイッセー尾形さんの演技が素晴らしいと思ったのに匹敵すると感じた。

今回の映画の内容は酷いが、そのまま彼が俳優メインで活動していたのなら凄い成功を収めたのかもしれない。ちょっと残念。

★今日の味:セブンイレブン ゆずれもん 500ml /100円

●映画2本


年齢のせいか、暑さのせいか、覇気がないせいなのか、多分全部だ。毎日帰宅して座るともう動けない。1人インドア大好きな身としては、それでもあまり違和感がないのであった。
職場のおばさんに「休みの日出かけないなんて!!じゃあ何するの?(人生)楽しいの??」みたいな自己中心的な暴言を吐かれたりするけど、その場はえへへと笑ってくそばばあと心の中で思う日々である。はー、家大好き。近所以外どこにも行きたくない。
さておき映画である。なんだか映画好きな人の日記のようでどうかと思うのだが、週末に興味があった『凶悪』と『そして父になる』を観た。リリーも福山も全然好きではないのにである。
両作品とも実際の事件を元に作られているというからには、現実感があるといいなあと思っていたのだった。
『凶悪』に関しては、普段自分が暴力シーンが多い物語を観すぎて耐性ができているのか、そういうジャンルとして考えるならば目を覆うほどではなく、さりとて人の狡猾さとか利己的な業について沁みてくることはなかった。
雑誌記者が取材を通じて事件に夢中になっていく狂気が凄まじいという評もあるようなんだけど、私にはその印象はやや薄かった。話の進み方として、事件から時間が逆行して過程が分かるようになっていたのがおもしろいなと思った。
あと、ピエール瀧はいまいち凄みがなかったように感じた。なんだか怖くないのである。
そして父になる』2つの家庭の対比を徹底的に設定していた。しかし!!高級マンションに住んでいる家の人が私がいつも買っている安い牛乳を料理に使っていたのはミステイク。それはディスカウントスーパーでいつも98円で売っている無メーカーの低脂肪乳で、外車に乗るような家は産地直送とか成城石井紀伊国屋で買うんじゃないのか?食育とか考えたりするんだろうしね。
配役では妻役が逆じゃなくて良かったなと印象である。どっちの女優さんも若めなところに違和感を感じたけど、フジテレビ製作だからドラマっぽい配役は仕方がないのかもしれない。
あと高橋和也が少し出ていたので嬉しい。私はこの人が男闘呼組出身にしていい俳優になったんだなあと常々思っているので嬉しいのだ。是枝監督のいつものわざとらしくない子役選抜もよかった。
★今日の味:丸永製菓 クールれもんザクザク氷/78円

●そうだったのか


本を読んだり、アニメや映画を観ていて今まで考えなかったのだが、私は群像劇(グランドホテル方式)と呼ばれるものに興味があることが最近分かった。
“one for all all for one”は苦手な主張だし、多数派で安堵することは格好悪いのだという気持ちは昔から変わらない。
その半面、関係のない人間同士が細くてもどこかで繋がっている(繋がってしまった)というミラクルみたいなものを感じて驚くことがある。その結果として群像劇なのであった。
よくできている作品は意図・意識しない交流を描いているから好きなのだ。ある人のたいしたことない行動(コンビニで牛乳を買うとかその程度の)が他者にほんの少しの影響を与えるという不思議さよ。こうやって家でパソコンの前に座っているということも、どこかになにかを及ぼしているのかもしれない。
24時間テレビ的な運動には全く興味がなく共感できずとも、個人個人にはそれぞれ何か貯金があるもんね。終始ベタベタする関係はいらないけど、他人を知るのは新鮮で楽しいことだ。
ところで、今朝は急に吐き気がして仕事を休んだ。熱が少しあったのでノロなの?!インフルなの?!と考えて怖くなったが、1日ゆっくり寝ていたら復調してきた。ああよかった。
★今日の一曲:KEEP YOUR VIEW/PINK

●ふつう


今日は映画『歩いても歩いても』を観た。
○寿司屋の出前を受け取る際に結構長い世間話をする。玄関のドアを閉めた瞬間に「あの子、昔は相当悪かったのに人間変わったねえ」などと勝手に言い合う母と娘。
○老いた父親のやけに短いズボン丈と東京で暮らす40代の息子の長めのズボン丈
○帰省だからとわざわざ息子に駅前の店で新調されたパジャマ
○その家の母親考案の料理…天ぷらの具がその家独自という程度
○掃除はきちんとされているが、欠けた床のタイルがそのままになっている浴室
○用事がすむと先に行ってしまう父親だが、足が悪いため後から来た母親と結局は並んで歩く様子
等々、所々に家族や家庭的なものが詰まった作品だった。いちいち煩わしい親の言動とか帰省の際の空気がよく伝わってきた。
先月テレビで観た『東京家族』も落ち着いて観られる映画だったけど、その際は20代の若者のセリフが昔的で上品な言い回しが多い点が少し気になったのだ。平凡な人物が不思議ちゃんに見えてしまう。
突飛さを抑えている話だけに、そこでちょっと非現実っぽいムードになってしまったのが惜しいと思ったのである。監督が高齢なのでそのような齟齬があるのは仕方がないのかもしれない。
今日の映画の場合、何もドラマチックなことは起こらない地味なお話だった。日頃、老夫婦だけで暮らす家に独立した子供夫婦や孫が訪れた1日が細かくしつこく描かれていてよかった。ごく普通の家族の話だけど2時間弱を有効に使っているように思えた。血が繋がっていても付き合いの損得とか少し考える瞬間はあるよねとも感じた。
感情表現が特にオーバーでない映画の場合、ともすれば“アート”になったりしがちなので、こういう仕上がりになるまでに作り手の人は苦労するのだろう。
私はミーハーなので、しょっぱいものの後はすぐ甘いものが食べたくなる。近々『悪魔の手毬歌』でも観よう。
★今日の味:マルちゃん ふっくら五目釜飯/0円

●分岐


新年明けて1月ももう後半に入ってしまった。私の職場では、冬季の営業時間の短縮に伴い勤務時間も短くなるのである。
そのため、図書館に寄って帰ることが多くなった。近所で便利なので仕方がないがあまり蔵書がない。そのため館内をうろつくよりは事前にネット予約をして借りる場合が多いが、なんとなしの癖で入り口の(寄贈本ばっかり)の漫画コーナーを見てから帰る。寄贈本だけに数も少なく、長編なんかは全巻が揃ってることなどない。暇つぶしに読む人が多いのだろうなと思う。

先日同じように棚を流していると、槇村さとる氏の「Real Clothes」を発見したので、その場で1巻を読んでみた。凄くおもしろいのでびっくりした。
思えば私は中学から高校生くらいまで別冊マーガレットをよく読んでいた。連載陣の中ではくらもちふさこ氏と、この人くらいしか「書き手が大人」な作家はいなかったように思う。年長の作家でも古臭いということでは決してなく、キャラクターの個性は粒立ち、ちゃんと生活している人が考えて描いた物というイメージだった。読者の対象年齢よりも大人向けで、好みはあれども絵も凄くうまいのであった。
そして「Real Clothes」だが、衣類が好きな人間にとっては続きが気になって気になって仕方がない構成になっていて(デパートが好きな人もそうかも)、超興奮したあげく借りて帰り、一気に10巻まで読み終えてしまった。全13巻なのだが残り3冊は予約で順番を待っているところである。
製作に当たってさぞたくさん取材をしたんだろうと感心ししつつ、早く続きが読みたい。これは新刊で買ってもいいなとも思った。

私がいいと思う漫画についてのひとつとして、主人公がかわいくてもかっこよくてもいいが、子供から老人まできちんと描かれていることにある。あと色々な体型の人間が出てくることも重要。
好きな人には申し訳ないが、有名な某少女ロックマンガみたいな作品は苦手である。絵もそうだけど設定からして興味が沸かない。
そして実は「Real Clothes」が超おもしろい本だなと思う反面、何年経っても変わらない槇村作品への自分の印象にも気づく。
それは、作品の根底にある前向きさが私とは合わないかなあという点だ。安心して読めるブレの少ない作品なんだけど、カラオケで『ファイティングマン』を嬉々として歌うような私とは正反対なのであった。こちらが好感を持っていても友達になれない人…みたいな感じである。一方くらもち氏の作品も負けじの名作揃い、氏の漫画で私の心の漫画はたくさんある。その違いは劣等感の分量と言うか、アンハッピーの度合いの違いがあると思う。(暗い作品ということではない)
両氏はデビュー年も年齢もほぼ同じなのだが、書き手によって全く違う人生があると思うと興味深い。
★今日の味:セブンイレブン アメリカンドッグ/105円

●クーラー・オフ 2日目


昨日今日と涼しくなり、稼動し続けていたエアコンをやっと切ることができた。私は暑さに大変弱いため、熱中症の心配ということより、ただあからさまに冷気を求め続けてきたのだ。
NOひざ掛け!NO長袖!NO設定温度28℃!!と叫んでいる毎日である。女性は冷え性の人が多いと言われるも超例外である。
しかし、今月の電気代がかなりの金額になっているだろうという心配な現実もあるので、何日かでもエアコンを使わなくてすむのはとてもありがたい。
ところで髪の毛だ。短髪が好きでせいぜい長くても顎より下まで伸ばせなかったのだが、自分にしてみたら結構な長さになってきた。
やってみて思ったのだが「不美人隠しにロングヘアは有効」という説は嘘なのではないかいうことだ。
何にせよ顔の造作とスタイリングの問題なのだろうが、ロングはもっさり。ショートの人の方がおしゃれに見えるという印象は長年変わらないのであった。
ベリーショートにしたいけどなんとか我慢しているのは、個人的に記録に挑戦する意味を持ってきたからかもしれない。切りたいがどこまでも伸ばしたいジレンマよ。
そして、私は毎日髪をまとめて仕事に行くため、気分直しにシュシュを集めているのだ。日々是シュシュおばさん。
暑いので洗濯を欠かさないように気をつけている。
★今日の一曲:肉屋のように/YAPOOS

●ピラフ


冷凍じゃないやつが急に食べたくなってピラフを作った。材料が米しかないのでスーパーへ買い物に行くが、まだまだ野菜はバカ高いし玉ねぎは品切れであった。冷凍エビとピーマンとマッシュルーム缶を買う。
我が家の炊飯器は随分前に故障して使っておらず、ホーロー鍋を使ってガスで米を炊いている。炊飯器と勝手が違うため水加減などの細かいところを料理本で確認。「米は30分水に浸けてから水を十分きる」と書いてあったのに気づいたが、そんなことはほとんどしたことがない適当さよ。調理師の人とか大変だなあと思った。
スープは固形を使ったが、ねぎ系のものが入ってないのでチューブのしょうがを少し入れてみた。和風っぽい味になるかもしれないと思ったが、食べてみたら意外に大丈夫だった。
見た目は似ていてもチャーハンと違って、少し手間がかかるので次作るのは忘れた頃になるだろうと思う。
 

料理の合間にテレビを観ていたのだが、お盆が終わって間もないからか、以前に亡くなった女優が残した思い…みたいなことをやっていた。なんという番組のコーナーなのかはわからない。
病気のエピソードや近しい(?)人々の話から始まり、終盤ではスピリチュアルなんとかという人が生前の彼女の家に行って「苦しまずになくなられましたね。」みたいなことを言いながら歩き回っていたところ、おもむろに体の不調を訴えてしゃがみこみ「…まだ死にたくなかった。もっと仕事がしたかった。」と泣き出したのには一気にしらけてしまった。
私は現実と茶番のどちらも好きなんだけど、双方の共存は難しい。

↑本当にまぶしいかわいらしさ。それだけで別にいいのだと思う。

★今日の味:エルビー さわやか果物 なし水 1L / 105円

●金曜日


今週の仕事も終わった。夕飯はズルして久しぶりにラーメンを食べに行く。練馬にはラーメン屋がけっこうあるがこれだというお店はあまりなく、毎回以下の3軒のうちのどこかになってしまう。
(1)家から一番近くて、まずくはないけど味にムラのある店(麺の硬さやスープの濃さが日によってまちまち)
→ ジャンルもまちまちの白くて細い麺。そんなに安くない。
(2)小屋みたいな狭さでクーラーがない。おじさん1人でやっていて女の子(必ず)のアルバイトが頻繁に変わるので心配になる店
→ 魚のだしが効いたしょうゆとんこつラーメン。黄色くて縮れている麺。3店の中では一番おいしい。
(3)店の作りがチェーン店風だけど違うのかも。替え玉2回まで無料の店
→ しょうゆとんこつとつけめんをプッシュしている。黄色い太麺と白くて細い麺から選べる。スタンプ10個で1杯無料になる
消去法で今日は(3)の店に行った。こんな暑さでも久しぶりの熱いラーメンはありがたい。
帰ってからテレビでハリーポッターを観て、ゲイリー・オールドマンはやはりハンサムだなあと思った。
番組を観ながら佐藤さんに頂いた桃を食べた。気持ち体が冷えたように思って、成分を調べてみたら桃にはカリウムが含まれている
らしい。ラーメンの後だけになかなか健康的である。

★今日の一冊:よんでますよアザゼルさん 6巻/久保保久

●残暑厳しく


以前、有吉弘行氏が「写真が趣味と恥ずかしげもなく言う人間は、空の写真とかばっかり撮ってる」と言っており、分かる気になって大笑いしたものだ。
私は撮影が趣味ではない上に楽しいスナップ写真が苦手なので、日記の記録写真は風景が多いようである。
仕事終わりに会社の屋上で撮影。練馬は高い建物があまりないため見通しが良い。



今日は立秋だが変わらずの猛暑であった。『猛暑』というのは字面からしてよくできている言葉だ。
毎日の暑さでヘトヘトなことが多いので、仕事から帰ると冷房をかけ、横になって吹き替えドラマのDVDを観る。
全く詳しくない海外ドラマでは唯一大ファンで、DVDまで買って何度も繰り返し観ている作品だ。
この先きっとアメリカ人とは相容れないだろうと心狭く考えている私が、あまりに入れ込みすぎた結果、登場人物たちを友達みたいに思っているのだから単純なものである。土足でベットに乗ったり、何かにつけてすぐチューするのにも慣れてしまった。
日本でもこの手の番組があるけど満載のパクリ感がつまらないのだ。
もし死ぬほどの事故にあったら、区内の順天堂病院じゃなくて、シカゴのカウンティ総合病院に運ばれたいと本気で考えている。
その時の搬送はぜひとも救急ヘリでお願いしたい。

★今日の味:サラダピーナッツ/105円

●久しぶりの散歩


歯科通院のため渋谷へ行く。10分で終わったので得した気分になり近くのベローチェでお茶を飲んだ。その際に隣の席の年配の女性2人組みが登山の話をしていたのが丸々聞こえており、お母さん達ガッツあるなという印象。
日頃職場で軽作業〜重作業の中間くらいの力仕事をする事が多いので、それほど運動不足ではないが、元々好きな「徒歩で気がすむまで移動」が最近できていない。
今日の東京都の気温は31℃、風もあるし歩きやすい靴で出てきたので新宿まで歩くことにした。
明治通りをまっすぐ行くと30分ぐらいなのでのろのろペースで移動開始。途中で財布にお金があんまりなかったことに気が付いてATMに寄る。
夏休みのせいか十字架のごついネックレスをした中学生(本当に多い)や観光客風の人で通りはいっぱいである。
私は歩きながらすれ違う人に注意を払ってしまう方なのだが、洋服屋ばっかりの原宿でもファッションモンスターなんてそれほどいないものだ。バカおしゃれなのはお店の店員さんくらいだなという感じがする。
原宿駅を通り越したあたりで裏道へ移動した。道路工事の人くらいしか見当たらず同じ土地とは思えない。古いマンションが多いけど家賃はやっぱり高いのだろうと余計なことを考えた。
しばらくして代々木駅を経由して新宿に到着。着ていたシャツの背中が汗びっしょりになっていたが、なかなか気分が良かった。

★今日の一曲:Theme from ER/James Newton Howard

●168円


いつもに増して全身が重く、昼間でも眠くて仕方がない。やはりこれは猛暑の疲弊のせいなんだろうと思う。
今日の夕飯は米より麺にしようと決めていたので、スーパーで冷やし中華を買った。よく分からないメーカーのやつで4玉スープ付き168円と安かった。
マルチャンは178円で3玉入りだったので得な方にしたのである。
微細な話であるが、マルチャンやシマダヤが黄色い麺であるとすれば、今回の謎の麺はやや茶色の細いタイプで、黄色麺を見慣れた私は「おっ?」と思った。
先に具材を用意して、氷水を作ってから茹でること2分半。水を切って触ってみると硬めでぷりぷりしていた。細麺で中華やさんで出てくるやつみたいな見た目である。
そして早速食べてみたら大当たりであった。激安の麺にしてはなかなかおいしくて私好みだったのだ。
トマト(邪道だなと思ったけど入れた)と胡瓜のおかげで体は確実に冷え、お腹はいっぱいになったが気分は爽やかな感じだ。
夏場は暑くて台所に立つのも辛いのだが、特に冷やし中華のようなものは具を好みで増量できるのがいいと思う。
★今日の一冊:百鬼夜行 陽/京極夏彦

●外出


関東は梅雨明けしたそうである。雨が少なくて印象が薄い梅雨だった。そしていきなり気温が35℃なんてひどいものだ。
今日は歯科治療のため渋谷に行った。副都心線が中華街まで走るようになったこともあって、電車は前よりも混んでいた。予約時間に遅れずに到着して受診終了。
その後はNさんと待ち合わせて109メンズ(!)の喫茶店でパンケーキを食べた。前から食べたい食べたいと思っていたのでやっと念願が叶ったのである。
店頭の食品サンプルを見たら、思ったより量が少なく感じたのでダブルを注文してみた。できあがるまで20分かかるわりには、あんまり熱々じゃないのが意外であった。こんなに暑い日にあったかいおやつはどうかと思うのだが、店内は冷房が効いているのでパンケーキがフカフカしていてもうんざりすることがなかった。トッピングのホイップバターが特においしかったが、1枚でも2枚でも量がいっしょなので配分が難しい。厚みはあるが小さめで、シフォンケーキのような食感だったのですぐに食べ終わってしまった。単品で680円。もうちょっと安くてもいいかと思う。
時間があったので、引き続きNさんとまんだらけをうろついて色々と物色した。中野店には行ったことがあるが渋谷は初めてである。なんとなしの刷り込みもあるけど、やはり独特の雰囲気。
店内のBGMで物凄く下手なカラオケみたいなのが流れていたので、「これ声優が歌ってるんですかねえ?」などと言い合っていたら、コスプレした店員さんがカラオケで熱唱し、それを店内放送していたので吹きそうになった。レジ横にミニステージみたいなのがあってそこで歌っているのだが、自己紹介やトークは全くなく観ている人もいなかった。ひたすら熱くカラオケ。私は探していた本を買ったので、ステージを横目にお店を出た。
★今日の一曲:ひまわり/大貫妙子

●すでに夏


今日は仕事が終わってから、がん検診の結果を聞きに病院に行ってきた。区で無料で受診できるやつだったので先日それに便乗していたのである。
日ごろ何の自覚もないので何かあったら困るのだが、やはり結果は気になるし心細くなるものだ。先生の手元には詳細な記録があったのだが、もらった紙は画像の通りで(1)陰性(2)陽性の2択のみである。
中間とかはないのか?とも思ったけど、どんなシーンであっても私はとっさの質問事項を考えつくことができない人間なので、そうですかとあっさり帰ってきた。
でも、がんとはセーフかアウトしかない病気なんだということを再確認できたので、いい歳なのにバカバカしいがひとつ経験を積んだような気になった。

ここ数日ベタベタと蒸し暑く、私自身も全身蒸されている。梅雨をすっとばしてもう夏なんだなあと思う。毎日何かしらのできごとはあるものの、長文で記録するようなことでもないし、ツイッターフェイスブックにも参加しているけどなんだかなあ…という感じで、全部やめるのもすっきりするかもとか考えたりもしたのだった。
他の人の書き込みを拝見するのはおもしろいこともあるので保留している。
★今日の味:ヤマザキ ブルーベリーのリングパン/105円

●生きもの


集合住宅住まいということもありペットを飼っていない。もしも手放しで「動物だ〜いちゅき♪」だったらメダカやハムスターくらい飼うのだろうが、私の場合は犬好き、かつ和犬限定なので、当面ペットを飼う予定はないのだった。

ベランダにプランター野菜があるためか、てんとう虫が家の中にいることがままある。今回のやつは丸がへこんでいて笑っている目のような模様をしていた。
面倒なので種類までは調べなかったが、自然の模様はおもしろい。つやつやで味噌汁のお椀みたいだなと思う。



こちらは実家で飼っている8か月の雌の柴犬である。普段は室内のケージにいるが、親の理想としては傍らで座ったり寝たりしていて欲しいようで、部屋に慣らすためにケージからたまに出しているのである。
しかし、まだ若い犬だからか生来の気性なのか、おとなしく人間に寄り添う状態には程遠く、私が訪ねていくと激しく飛びかかる・凄い勢いで追う・歯と目を剥く、といった暴れっぷりが著しい。
老年の飼い主よりも若い私なら相手にいいぞという読みは当たっているが、犬とレベルを合わせているとドッと疲れるのであった。

★今日の一曲:Got My Mind Set on You/George Harrison