にやにや日記

ゆっくりペースで更新します

●映画2本


年齢のせいか、暑さのせいか、覇気がないせいなのか、多分全部だ。毎日帰宅して座るともう動けない。1人インドア大好きな身としては、それでもあまり違和感がないのであった。
職場のおばさんに「休みの日出かけないなんて!!じゃあ何するの?(人生)楽しいの??」みたいな自己中心的な暴言を吐かれたりするけど、その場はえへへと笑ってくそばばあと心の中で思う日々である。はー、家大好き。近所以外どこにも行きたくない。
さておき映画である。なんだか映画好きな人の日記のようでどうかと思うのだが、週末に興味があった『凶悪』と『そして父になる』を観た。リリーも福山も全然好きではないのにである。
両作品とも実際の事件を元に作られているというからには、現実感があるといいなあと思っていたのだった。
『凶悪』に関しては、普段自分が暴力シーンが多い物語を観すぎて耐性ができているのか、そういうジャンルとして考えるならば目を覆うほどではなく、さりとて人の狡猾さとか利己的な業について沁みてくることはなかった。
雑誌記者が取材を通じて事件に夢中になっていく狂気が凄まじいという評もあるようなんだけど、私にはその印象はやや薄かった。話の進み方として、事件から時間が逆行して過程が分かるようになっていたのがおもしろいなと思った。
あと、ピエール瀧はいまいち凄みがなかったように感じた。なんだか怖くないのである。
そして父になる』2つの家庭の対比を徹底的に設定していた。しかし!!高級マンションに住んでいる家の人が私がいつも買っている安い牛乳を料理に使っていたのはミステイク。それはディスカウントスーパーでいつも98円で売っている無メーカーの低脂肪乳で、外車に乗るような家は産地直送とか成城石井紀伊国屋で買うんじゃないのか?食育とか考えたりするんだろうしね。
配役では妻役が逆じゃなくて良かったなと印象である。どっちの女優さんも若めなところに違和感を感じたけど、フジテレビ製作だからドラマっぽい配役は仕方がないのかもしれない。
あと高橋和也が少し出ていたので嬉しい。私はこの人が男闘呼組出身にしていい俳優になったんだなあと常々思っているので嬉しいのだ。是枝監督のいつものわざとらしくない子役選抜もよかった。
★今日の味:丸永製菓 クールれもんザクザク氷/78円