●親子

お笑い番組が好きだ。ドリフやひょうきん族に始まり、物まねや芸人のカラオケ番組に至るまで、発見すると最後まで見てしまう。芸人をアイドルみたいに好きー！ということはないが、気の利いたことを即刻言う反射神経があるかどうかについていつも考える。
それぞれのおもしろさに関しては見ている個人の温度差があるのではっきり言えないが、色々な方面で知識がいかに豊富かが重要だ。
漫才を見ていると、「最近○○ってものが流行ってますね」というセリフをよく聞くが、○○の部分がマニアック過ぎでもいけないし、いろいろな属性の人間がピンとくるものを考えるのだろう。
私がつまらない！と思うコントや漫才の場合、演者（と同年代）しか分からないとか、「それは××ですよ！」というツッコミが、××について、当人の知識のなさの露呈になってしまい、テレビの前でしらけるパターンだ。発表していて大変難しいだろうなあと思う。
今日は親子漫才の番組を見たが、素人の親は舞い上がって饒舌になり、芸人である子の方はキャラクター作りどころではない状態というコンビが多かった。出し物は予想通り面白くないが、自分の親にオロオロする芸人の様子はおもしろかった。その脱力感を楽しむ、という趣旨に合った図であろう。
私個人としては、バラエティ番組で軽口を叩いて笑わせる芸よりは、きっちり練習したっぽい出し物が好みである。

★今日の味:エスキモー MOW ミルクいちご/98円