にやにや日記

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●1470円


西武線沿線に住んでから、スーパーの西友がやたら多いことに気が付いた。“西武”線だから当たり前なのだが、私の実家は田舎なので、高い安いに関わらず、名前ぐらいなら誰でも知っているようなお店が近隣に全然ないため、余計にそう思うのだろう。
そして、練馬店は駅に直結しているのでふらりと入りやすい。下着や無地のTシャツはユニクロよりも安い場合があって欲しい時に寄るのだが、今日は、西友オリジナルの定価1470円のズボンを見に行った。以前からニュースや記事を見て知っていたので興味があったのだ。ペラペラの生地だったら履く気すらなかったが、実際に売り場で下半身だけのマネキンに着せてあるのを見たら、デザインが超シンプルで生地もしっかりしていたので早速試着したのである。
カラータイプとジーンズがあって、私は8分丈くらいのこげ茶のズボンを履いてみた。至って普通のやや細身の形で結構よかった。ステッチの色も生地と同じ色だし、お尻のポケットに変な刺繍もない。わざとらしい履きジワやアタリ加工もない。ジーンズタイプも値段からすればそう悪くなかったが、やはりどうしても、頑張って古着的な加工をしていますという雰囲気が気になる。むしろ全然色落ちしてなければいいと思う。
難を挙げるとすれば、リベットボタンである。個人的にジーパンのボタンはがっちりして頼りがいがあるイメージがあり、これはすごく薄くて軽く、アルミか何かを貼り合わせているのかもしれない。銀色のパーツなのに裏側が銅色というちゃちさに不安がある。くしゃみをしてお腹に力が入ったら吹っ飛んでいきそうな感じがする。
あれこれ考えたすえに結局買って帰ってきた。値段を踏まえるとそこまでは望めない。
衣類の場合のコスト削減のポイントはどこだろうと考えている。人件費は別として、デザイン・生地・縫製・加工という工程の中でつまりボタンなのか知りたいところだ。

★今日の味:グリコ フレンドベーカリー イチゴフレーク/105円