●愛想
仕事先の慰労会があり、私は一番近しい同僚とごく静かに飲んだり食べたりしていた。
飲み会が好きかどうかということであれば、特別酒好きでもなく、そんな席にふさわしいような軽めの話題や下ネタに乏しく、酒の勢いで熱っぽく語り合うこともできないのだ。
そんな私にバックレ厳禁の会社の飲み会は厳しい。しかし、そういう場合にどうするかというと大抵は楽しそうな参加者の様子を見ることにしている。
そして今日は
- 40代半ば以降の男性の親父ギャグ…私が煙草を吸おうとしたら横からライターで火をつけて、「俺ホストです。どうぞ〜！！」とか言う
- 20代女子のはじけ具合…合コン？（当方参加経験なし）モード全開、パンツが見えそうなミニスカート
- メイン会場が嫌ですみっこにいる男性ペア…にやにや小さい声で会話
みたいな光景を観察して面白がっていたのである。
そんな感じで過ごしていたら他部署の男性が私達のそばに来て、「（同じ会社でも）ほとんどお話したことないから話しましょう」と言ったのは素晴らしい。
全く皮肉ではなくて、こっちの名前も知らないのに勇気があるし、にこにこ感じが良くていいなと思ったのだ。
しかし、こっちの年齢を言ったら、若干彼のテンションがダウンしたのも面白かった。異性だからということではなくて、同年代だったら話も弾むだろうしね。
会場は会社だったので2時間足らずでお開きになった。このぐらいでちょうどいいと思う。
気持ちを入れて自分の話をするのは、本当に気の置けないメンバーで少人数がベスト。アルコールも特にいらない。
写真はあまっていたのでかすめてきたお菓子である。
★今日の一曲：ハロ ハワユ/初音ミク
