にやにや日記

ゆっくりペースで更新します

●解消


長年のモヤモヤがまさに解消したのである。私よりも年長の人ならば記憶しているかもしれない、テレビのコマーシャルについてである。
これは講談社文庫の推理小説フェアのもので、桑田圭祐が数種の死体に扮している。そのカットと同時に、女性の声で「射殺、400円」のようにナレーションが入る。
文章では全くイメージが伝わり難いが、当時子供だった私には不気味に感じたので、強く印象に残った。桑田圭祐が出演しているのには気が付いていなかった。
その後は20年以上も、「文庫のコマーシャルでさあ、殺人事件に値段が付くやつ知ってる?」としつこく人様に尋ねてきたが、知らないと言われ続けて今に至ったのである。
その正体がなんと判明し、動画サイトで見直すことができた。子供の頃には、なんだか怖かったイメージのコマーシャルだったが、改めて観ると毒のあるおフザケ作品だった。すごく好きな感じだ。
規制の多い今では、嘘の死体でもクレームとか入りそうに思う。ちなみにこれは1985年制作の作品である。(「桑田」「CM」などで検索すると観られると思う。)
ああ、すっきりした!

★今日の一曲:燃えてヒーロー/沖田 浩之